去年の年末、こんな出来事がありました。
「ふるさと納税でお肉を頼むのってどうかな?」と夫に相談したんです。
穏やかな日曜の午後、夫が機嫌よさそうなタイミングを見計らって話しかけたのですが…。
返ってきたのはまさかの怒声でした。
「お前はどうしてそんなに無駄遣いばかりするんだ!俺がこんなに苦労して稼いだ金を何だと思ってるんだ!」
私は驚いて固まってしまいました。
頭の中でぐるぐると考えました。
「話すタイミングを間違えたのかな。」
「夫の気持ちをもっと考えるべきだったのかも。」
そう思うと、自分が悪いような気がして涙がこぼれてしまいました。
でも、その涙さえ、夫には受け入れてもらえませんでした。
「泣くなよ、俺がいじめたみたいになるだろ!」
「すぐ感情的になって被害者ヅラするのをやめてくれよ!」
あのとき、私は完全に自分を責めていました。
「私がもっと気を使えばよかった。」
「こんな話を出すべきじゃなかった。」
でも、ふと思い出したんです。
「一昨年、ふるさと納税を提案したのは夫だったんです
だからこそ、節約になる制度の話を「無駄遣い」と決めつけるのはおかしい。
ほんとは、無駄遣いで言ってるわけじゃないってわかっていたんじゃないかと思うんです。
ただ私を傷つけたかっただけなんじゃないでしょうか?
あなたも「違和感」に気づいたことはありませんか?
こんなふうに、あなたも冷静になって「おかしいな」と思うようなことを体験してはいませんか?
どんなに優しく、どんなに真剣に向き合っても、「お前は人の気持ちがわからない」と怒られてしまう。
どんなに丁寧に、説明してみても話が噛み合わない。
噛み合わないどころか、相手はどんどんヒートアップしていく・・
そんな経験をしてきたなら、その違和感、見逃さないでくださいね。
自分勝手と受け入れる心の違い
優しいあなたなら、きっと「相手の気持ちをわかろう」と一生懸命になっているはずです。
でも、その中で「何かおかしいな」と感じる瞬間がありませんか?
受け入れる心とは、お互いの気持ちを尊重し、対等な関係を築くこと。
でも、自分勝手な人は、あなたの気持ちを無視し、自分の都合だけを押し付けます。
そして、気づかないうちに、あなた自身が「私がもっと頑張れば…」と自分を責める関係に陥ってしまうんです。
。
我慢しすぎていませんか?
どんなに丁寧に、どんなに優しく、どんなに真剣に向き合っても、話が噛み合わない。
どんなに努力しても、なぜか相手の怒りが増していく。
そんなカオスな状態の中でも、広い心を持ったあなたなら、「私が悪いのかな?」とつい思ってしまいますよね。
でも同時に、「なんか変だな、どうしてこうなっちゃうんだ?」
と思ったら、その違和感はどうぞ大切にしてほしいと思います。
そんなときは、こう考えてみてください。
- 「私の希望を言うのは、そんなに悪いこと?」
- 「怒られるのって、本当に私が悪いから?」
- 「この人に何を言っても通じないのは、仕方ないこと?」
これらの違和感は、あなた自身を守るための大切な感覚です。
あなたが感じている「違和感」の背景
もしかすると、あなたは長い間、誰かの理不尽に耐えてきたのではありませんか?
- 小さい頃、親や養育者があなたの話を聞いてくれなかった。
- 結婚後も、夫に尽くしてきたのに報われないと感じている。
もしそうなら、その耐え続ける癖は「優しさ」だけではなく、生き延びるための術だったのかもしれません。
だとしたら、あなたがどれだけ過酷な環境で頑張ってきたか…。
本当にお疲れさまでした。
でも、もうそんなふうにしなくても、きっとあなたは生きていけるはずです。
どうぞ、これまでとは違う自分の守り方を身に着けてほしいと思います。
バランス感覚を取り戻すために
あなたがまず大切にするべきなのは、自分の感情です。
違和感を感じたら、「これっておかしくない?」と自分に問いかけてみてください。
その上で、「これは誰の問題なのか?」を考えてみる癖をつけましょう。
相手の問題と自分の問題を分けて考えるだけでも、心が軽くなりますよ。
同時に、小さな行動を始めてみてくださいね。
たとえば、
「自分が好きな飲み物を淹れて、ホッとする時間」を作ってみたり。
そうやって、小さな一歩を積み重ねるうちに、あなたは自分を守る感覚を取り戻していけるはずです。
少しずつでいいんです。
今日からできる小さな一歩
どうか、今日から始めてみてください。
- 自分の感情に耳を傾けてみること。
- 小さな「NO」を伝えてみること。
- 優しい人とつながり、「普通」の感覚を少しずつ取り戻すこと。
あなたには、自分を守る権利があります。
そして、その権利を大切にしていける力も、きっとあります。
その一歩が、あなたの未来を明るく変えるきっかけになりますよ。
あなたの「違和感」、その蓋を取るとどうなるのでしょうか?
長い間、「違和感」に蓋をしてきたあなた。
その感覚を少しずつ解放してみると、どんな未来が待っているのでしょうか?
まず、違和感に蓋をしている間、あなたは自分の感情を押し込めてきましたよね。
「これっておかしいんじゃない?」と思う気持ちを、ずっと「私のせいかも」とすり替えてきたかもしれません。
でも、その蓋を少しずつ取っていくと、不思議なことが起こります。
自分の本音が見えてくる
違和感を感じるのは、あなた自身の心が「もうこれ以上は無理だよ」と教えてくれているサインです。
その感覚を否定せず、耳を傾けることで、自分の本音が少しずつ見えてきます。
たとえば、
- 「私はもっと自由に生きたいんだ。」
- 「本当は、こんな理不尽なことに耐えたくない。」
そんな気持ちに気づいたとき、自分を大切にする第一歩を踏み出せるんです。
本当の自分を守る感覚が戻る
違和感に耳を傾けることで、「これは私の問題ではない」と冷静に判断できるようになります。
相手の理不尽さに巻き込まれるのではなく、「私は私」と自分を守る感覚が少しずつ取り戻せるんです。
その感覚を持つと、自然と心が軽くなりますよ。
「もう、これ以上無理をしなくていいんだ」と思えるからです。
新しい選択肢が見えてくる
違和感に正直になると、あなたの視界が広がります。
今まで「仕方ない」と思っていたことが、「そうじゃなくてもいいんだ」と気づけるようになります。
たとえば、こんな選択肢です:
- 「少し距離を置いてもいい。」
- 「私が悪いと感じる必要はない。」
- 「誰かに相談してみよう。」
その小さな気づきや行動が、未来を明るく変えるきっかけになるんです。
どうか、その違和感を大切にしてください
あなたが感じる「おかしいな」という違和感は、決して間違いではありません。
それはあなたの心のSOSであり、未来へのヒントでもあります。
その蓋を取ることで、あなたはきっと、本来の自分らしさを取り戻せるはずです。
どうか焦らずに、少しずつ、その違和感と向き合ってみてくださいね。
そして、もしひとりで向き合うのが辛いときは、どうぞお話しにいらしてください。
あなたが自分を大切にするための力を、一緒に見つけていきましょう🌸
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早山さくらプロフィール
25年以上のカウンセリング経験を活かし、
あなたが自分らしく生きられるよう全力でサポートします。
どうか、一人で抱え込まずに、あなたの心を一緒に守っていきましょう🌸