モラハラ被害者が、加害者のモラハラを誘発させていることもある

お客様へのメッセージ
早山(そうやま)さくら
39175
友だち追加
検索ID:@022jheui

早山さくらです。

夫婦間のモラハラに悩む方のカウンセリングを行っていると、たしかに、旦那さん(奥さん)はモラハラなのだけど、奥さん(旦那さん)のほうも、そのモラハラを誘発している部分が多いなと思うことが、しばしばあります。

この記事では、それは、どういうことなのか、わたしの両親の関係を例えにして、お話してみます。

夫(妻)にモラハラされているけど、自分にも悪いところがあるんじゃないかな、と思っている方のご参考になれば幸いです。

100%、モラハラ加害者が悪いわけでもない

うちの父はモラハラでした。

・どんなふうにモラハラだったのかは、こちらをお読みください。
1ヶ月たたずに、自己愛タンクが空になる父は、母からの尊敬と忠誠の言葉を強引に奪うのでした。

些細なことで、父に責められる母のことを、小学校低学年くらいまでのわたしは、かわいそうだと思っていました。

でも、大人になるほど、母も母で100%被害者というわけでもないな、と、気づいていきました。

母が父のモラハラを誘発しているのも、見えるようになっていったのです。

ひどく母を束縛したり、むちゃくちゃな論理で母を責めてたり。父の様子は確かにおかしかった。

おそらく、父は自信がないからこそ、母を支配することでなんとか自信をもとうとしたのだと思います。

自信がないなら、自分を愛せるように自分で努力をすればいい。自信がもてるよう、もっと学べばいい。優しくいたわることで、感謝と尊敬を育てあい、愛し合えるようになればいい。

その努力を放棄して、力づくで母を支配しようとした。そこについて言えば、父は加害者だし、母は被害者です。

いっぽうで、母は、人の感情を逆なでするコミュニケーションをとる人。絶妙のタイミングで、父のいやがる一言を言い放つ。さりげなく、父の劣等感を刺激する表情をするなど。

そんなことしたら、お父さん怒るに決まってるのに、この人はいったい、何をやってるんだろう?と呆れる気持ちになることもたびたびありました。

そこについて言えば、母は加害者だった。

ただ、その母に刺激され、憤った時の父の様子は、尋常ではなかった。狂気が充満したギラギラした目で、部屋の中を逃げる母をしつこくしつこく追い回していた。

そんな二人の様子は、どっちもどっち。

そして、滑稽でした。

愛情を奪い合う加害者と被害者

滑稽というのは、わたしには、ただただ、父も母も互いに愛情を欲しがっているだけのように見えていたのです。

「どちらかが先に負けてあげればいいのに。」
「どちらかが先に、愛情をあげればいいのに。」
「相手を変えようと力づくになっても、余計に嫌われるのに。」

幼い頃から、両親の関係を見続けていたわたしには、いつからか、モラハラのカラクリが、理解できるようになっていたのです。

けっきょく、最後まで、上手に愛し合うことができなかった両親。

最終的には母の不倫が、父に見つかったから、離婚するしかない、という体で、母が家をでていきました。

・母が家を出ていった様子はこちらです。

それでも不倫は罪ですか?モラ夫からの脱出がどんなゲスな形になったとしても・・

加害者と被害者は、互いに生きづらさを抱えているからモラハラ関係に陥っていく

クライアント様のご相談を伺っていても、お互いに、愛し合うことを、渇望している。

でも、奥様も旦那様も、それぞれ、傷や生きづらさを抱えているし、そもそも、義務と愛情が、ごちゃまぜになっていることもある。

また、相手の言動を、本人に確認することのないまま、悪い方に解釈して、傷つき、拗ねている。

拗ねるというのは、愛情があるからなのに、それを素直に、可愛く表現するコミニュケーションを、まだ学べていないから、凶暴化して相手を傷つける。

この悪循環で、モラハラ関係に陥っている。そんなケースがほとんです。

お互いに、ちゃんと愛があるというのに、なんてもったいないのだろうと、感じます。

愛と憎しみは表裏一体だ、と、かつて、両親に感じたのと、同じことを感じます。

夫(妻)のモラハラを誘発しやすい妻(夫)の特徴

そこで、ここからは、夫(妻)のモラハラを誘発する妻(夫)の特徴をご紹介します。

もともとは、自己主張をしないほうだった

モラハラされやすい人の特徴として、自己肯定感が低いことは、よくあげられます。

自己肯定感が低い人は、自分の意見にも自信がない。

ですから、支持をしてくれる人といると、安心するのです。

ところが、モラハラする側も、じつは、同じように、自己肯定感が低いのです。

こちらは、自信がない不安定さを、ぎゃくに、人を支配することで、補います。

自分の言うとおりにする人がいる=人を支配できるほど、自分は素晴らしい

という理屈でしょう。

支持をしてくれることが気持ちいい人と、支持をしたい人。

最初こそ、凹凸がはまり、お互いに安心感をもてますが・・

でも、時が経ち、関係が安定すれば、支持待ちタイプだった方も自分らしさを発揮する、自己主張する余裕が、でてきますよね。

ところが、とつぜん、相手が自己主張するようになると、支配していた側は、びっくりしてしまう。

今まで自分の立場が優位で、安泰だったのに、とつぜん、自分の力を脅かされるような気になってくる。

パニックになり、相手のことを、締め付けていく。強権をふるうようになる。

ようやく自信をもてた側も、基本的には自己肯定感がないわけですから、相手を怒らせた自分が悪いと思い、うっかり反省してしまう。もとの通りか、もしくはそれまで以上に、自信を無くし、相手の言いなりになっていく。

または、戦うことを誓い、目には目を、歯に歯を、とやりかえしていく。

どちらにしても、支配するされるの覇権争い。モラハラ関係です。

自分の言動で人が傷つくとは思っていないので知らずに失礼

自分の言動で人が傷つくとは思っていないので知らずに失礼なコミュニケーションをとっている。その応酬でモラハラをされてしまっている。

よくあるケースです。

これもまた、自分に自信がないがゆえの悲劇です。

自信のない人は、自分が人に与える影響を、小さく見積もりすぎます。

自分の言葉や態度など、人にとってはとるに足らぬもの。自分に人を傷つける力があるなど、思っていない。

それゆえ、思うことをそのまま口にしてしまったり、言葉を選ばなかったり、黙りこくったりしてしまう。

でも、受け手である夫(妻)からすれば、妻(夫)は自分を傷つける力のある大きな存在なのです。

そんな大きな存在の妻(夫)が、自分を雑に扱うなんて、愛されていないからだとしっかり傷つき、凶暴化。

無理のない流れではあるのですが、傷つけている当の本人には自覚がないのですから、凶暴化する夫(妻)の様子が、妻(夫)からすれば、威圧に感じる。モラハラだと感じてしまう。

あるあるケースです。

人の不機嫌に、責任を感じてしまう

夫(妻)が、笑っていない。つまらなそうにしていると、やたらと不安になってしまう人がいます。

ほんとうはただ、疲れているだけなのかもしれない。

リラックスして、ぼんやりしている顔がナチュラルに怖い顔なのかもしれない。

でも、その可能性を考えずに、自分に怒っているから、夫(妻)が不機嫌なんだ、と考えてしまうのです。

そして、ビクビクおどおどしたり、逆に、「わたし(俺)のせいにしないで!」という態度で夫(妻)にあたってしまったり。

その様子に夫(妻)もショックを受け、怒り出す。黙り込む。そんな不機嫌の応酬でモラハラ関係が終わらないご夫婦もおられます。

でも、基本中の基本として、人はそれぞれ、自分の機嫌は自分でとらなければいけないんです。

だから、夫(妻)が不機嫌なのは、夫(妻)の責任だと、そのまま放置市、自分は自分で機嫌よくすごしていればいい。

夫(妻)の不機嫌をもらってしまい、自分が不機嫌になるのも、自分の責任なんです。

先入観、思い込みが激しい

こちらもまた、不機嫌の応酬です。

黙っている夫(妻)=怒っている、秘密主義だ

ただいまを言わなかった夫(妻)=自分と話したくない

と、勝手に解釈する。人の気持ちを決めつける。

思い込みが激しい!というケースです。

ほんとうは、黙り込んでいるのは、仕事のことで頭がいっぱいなだけなのかもしれない。

ただいまを言わなかったのは、疲れていただけなのかもしれない。

それなのに、すべてを自分への礼儀の欠如や愛情と結び付けて考えてしまう。

ここで、上手に、言葉で確認でもしてみればいいものを、確認もせずに、思い込み、勝手に傷ついてしまう。怒ってしまう。

その態度は、夫(妻)からすれば、妻(夫)の方がよほど不機嫌。

夫(妻)からすれば、意味も分からず不機嫌をまき散らされ、その不満から、夫(妻)も凶暴化。

不機嫌が応酬がエンドレス。

こうあるべき、こうすべき、が強い

これは、自信、自分軸がありすぎるといってもいいかもしれません。

このタイプの人は、自分の常識や普通が、みんなも同じだと信じすぎている傾向があります。

家庭ってこういうもの、父親、夫、ってこうするもの。妻はこうするもの。子どもにはこういう教育をするもの、食器はこうやって洗うもの。掃除はここから始めるもの・・・などなど。

それ以外の選択肢に対して柔軟だと、ご本人は、おっしゃいますが、でも、お話をしていると、実はそうでもないのです。ただ、そのことに、ご自身では、なかなか、気づけていないご様子です。

そのご様子から、おそらく、家庭内では、夫(妻)を、言葉で批難していなくとも、さりげない目つきや表情で、軽蔑していることが伝わってしまっているのではないかと・・・

もし、夫(妻)が、妻(夫)に批難されていると感じれば、傷つき、凶暴化しても、自然な流れです。

ただし、本人は、自分を寛容だと思っていますから、自分の無意識の批難が、夫(妻)を凶暴化させていることに気づきづらいのです。

じつは、このタイプの人には、自分の両親やきょうだいと、大人になった今でも仲良し。

結婚するまではとても幸せで、大きく人間関係に悩んだことがなかった。人間関係に悩むのは、夫(妻)がはじめて。

そんな方が多い印象があります。あなたは、いかがでしょうか?

モラハラ原因は同じじゃない。ご夫婦ごとのモラハラ原因を探りましょう。

いかがでしょうか。

上記に、あなたがあてはまるものはありますか?

細かいことを付け加えていけば、上記以外にも細分化することはできますが、大枠をあげてみました。

そして、上にあげた原因でモラハラ関係になっているのであれば、関係の回復はできます。

でも、世の中には、モラハラは治らないと断言する種々の専門家が多いため、もう離婚しかないと諦める当事者が多いのですよね。

でも、一言にモラハラと言っても、その原因はや状況は様々なのです。

離婚したほうがいいご夫婦もおられるでしょうが、仲良くなれる可能性のあるご夫婦もいるのですよ。

とくに、モラハラ関係にはあるけれど、まだ夫を愛してるとか、なんとなく夫からの愛情は感じているとか。

ぜったいに、わたしにも問題があるから、そこを治して、夫婦関係を改善したいとか。

そうであれば、ぜひ、ご連絡くださいね。

<一緒に、モラハラ原因を探り、関係改善の方法を見つけていきましょう。/a>

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました